2020-04-13から1日間の記事一覧

プリーモ・レーヴィ『休戦』読了

よい本だった。こういう描写のしかたの文章を自分も書いてみたいと思わせる、人間味のあふれる穏やかな、それでいて深い悲しみのある文章。つづいて、安克昌『心の傷を癒すということ』を読み始める。これは宮地尚子さんが『みすず』の今年の5冊のなかに、…

2020/04/13 パンデミック雑感6 統治機構への信頼性(スウェーデンの場合)

なんの因果か、原発事故が起きてからずっと後処理のことを考えているのだけれど、そこでもっとも問題となることのひとつは、統治機構のありかただ。放射線量やそれの健康や生活への影響というのは、もちろんベースにあって重要ではあるのだけれど、対応その…

2020/04/13 『休戦』を読みながら

プリーモ・レーヴィの『休戦』を読みながら、日を過ごす。この本は、ずいぶん前、震災よりももっと前だから10年以上前に、図書館が蔵書整理した時のリサイクル図書として持ち帰り自由になっていたものをもらってきた。ほとんど一度も開いた形跡もないのだけ…