2015年、遅くとも2016年までのわたしは、ずっと「間に合わない」と焦っていた。 避難指示解除の遅れが、避難区域の将来にわたって壊滅的な影響を与えることは、避難指示が出ていた時点からわかっていた。わたしが走り出した、走り続けた大きな理由は、そこに…
すっかりイベント化した7回目の3月11日は、普段と変わらぬ日常を過ごしていた。 いや、実際は、去年も、その前の年も、14時46分のサイレンを黙って聞きつつ、同じように過ごしていたのだが。 ここ1年ほどの間は、震災の言説化が進むのを眺めていた。大抵の…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。