その駅は、元から、無人駅であった。 だから、今なお、無人である。 そう思って立ち寄った小さな駅舎の前には、軽トラックが一台停まっている。 訝しく思いながら、咎め立てする人もいないホームへ足を踏み入れる。 久しく車輪を載せていないレールは赤錆を…
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